こんにちは!あるふぁ。です。
今回自身初の最終2桁順位を達成できたため、構築記事を残したいと思います!
【使用構築】レンタル:QVBN2N
TN バイオレット 最高最終レート 2086
TN あるふぁ。最終4桁
【構築経緯】
前期に結果を残した構築をいろいろ触っていたところ、前期21位のグンサさんの構築の軸であるスカーフサーフゴー+風船ブリジュラス+龍舞カイリューの並びが非常に強力だと感じたため、そのまま採用することにした。原案ではカイリューの型が飛行テラバースト型だが、ブリジュラスでテラスタルを切りたい時に裏のカイリューにテラスタルを残さないといけないことが少し窮屈だったことや相手の持久力HBブリジュラスに流されてしまうことが気になったため、カイリューの型を模索したところ、地面テラス龍舞地震アイススピナーのカイリューがステルスロックと合わせる抜きエースとして適任だと思い採用した。
次に、ママン軸や流行していた受け攻めサイクルに対する崩し枠を考えた。最初は噓泣きと月の光を入れたシルクのスカーフ暁ガチグマを使って潜っていたが、高火力の攻め駒に上から倒されたり、そもそも受け駒が選出されなかったときに腐り気味になってしまうことが欠点であった。シーズン中盤くらいに試しに原種ガチグマを使ってみたところ、受け駒入りの構築に対して受け駒が来なかったとしても普通にエースとして運用できるということに気づき、最終日まで使い続けた。受け構築に対してガチグマを着地させるための対面操作ができるポケモンとして、ブリジュラスとサイクルを形成できること、グライオンを流すことができる(?)ことを評価してチョッキアシレーヌを採用した。
最後にアロキュウ展開に強い駒として、ブリジュラスとの相性も良い脱出パック炎ケンタロスを採用して構築が完成した。
【個体解説】
ブリジュラス@風船
特性 持久力
テラス 虫
197(252)-112-182(124+)-145-102(132)-105
HD : 臆病C252サーフゴーのシャドーボール確定2耐え
この構築の核。物理ドラゴンやマスカーニャに後投げしてテンポを取っていく動きが強力だった。風船を持たせることでサーフゴー、アシレーヌ、ケンタロスに打たれやすい地震をすかしながら後投げができるためこの構築においては他のアイテムにすることは考えられなかった。
技構成はステロ、ドラテ、ボディプまでは確定で最後の1枠には原案通りヘイラッシャやアーマーガーへの打点となる10万ボルトを採用した。
テラスタイプは飛行、フェアリー、虫の3択だったが、このポケモンは抜群技を半減で受けたときに取れるアドバンテージがすさまじいため格闘と地面を半減にできる虫テラスにした。
特性 マルチスケイル
テラス 地面
167(4)-204(252+)-115-*-120-132(252)
地震/アイススピナー/竜の舞/アンコール
この構築のエース。地面と氷の範囲がとても強く、テラスタルを考えなければ環境トップのポケモンのほとんどに弱点を突くことができる。このポケモンはステルスロックとの相性がとても良く、スタンパに対してカイリューのマルスケやブリジュラスの頑丈を潰しておくことで1舞してから弱点を突いて相手を一掃することができる。
技構成は地震、アイススピナー、竜の舞までは確定で、ラスト1枠は耐久に振って羽休めなども試したが、1舞で最速マスカーニャまで抜きたかったので、ASぶっぱにしてアンコールを採用する形に落ち着いた。アンコールがあることで天然やアーマーガーにも最低限抗えたり、アロキュウに対して下から龍舞して上からベールをアンコールするなど多彩な立ち回りができるようになった。
持ち物は最初はラムの実を持たせていたが、原種ガチグマが構築にいる影響もあってあまり発動しなかったため相手のステルスロックを拒否できる厚底ブーツを採用した。
サーフゴー@拘りスカーフ
特性 黄金の体
テラス 悪
175(100)-*-116(4)-178(196)-112(4)-143(204+)
ゴールドラッシュ/シャドーボール/トリック/悪巧み
HD : 臆病C252サーフゴーのシャドーボールを14/16で耐える
S : +1で最速ドラパルト抜き
普通のスカーフサーフゴー。初手に投げて雑にトリックを打つのが強かった。
テラスタイプは何でもよかったが、構築に悪タイプがいなかったのでエスパーの一貫を切れる悪テラスにした。
アシレーヌ@突撃チョッキ
特性 激流
テラス 草
187(252)-94-94-187(188+)-145(68)-62(S個体値9)
ムーンフォース/泡沫のアリア/クイックターン/アクアジェット
C : 11n
S : 最遅ママンボウ抜かれ
この構築の潤滑油。ブリジュラスとの相性がとても良く、この2体でサイクルを回してからクイックターンでガチグマを着地させる動きが強力だった。シンプルな対面性能も高く、サーフゴーを投げにくい相手に対して初手投げすることも多かった。
テラスタイプはブリジュラスのエレクトロビームを半減にできる草テラスにした。
ガチグマ(原種)@火炎玉
特性 根性
テラス 電気
205-192(252)-126(4)-*-100-112(252+)
空元気/地震/草分け/テラバースト
破壊神。圧倒的火力で相手の受け駒を倒しまくってくれた。このポケモンの良いところは構築経緯にも書いた通り、崩し枠でありながら受け駒が選出されなかった場合でも普通にエースとして運用できるところであり、受け駒入りのスタンパのような相手に対して選出択にならないのがとても偉かった。
技構成は一致技の空元気と地震、素早さを上げられる草分け、アーマーガーを倒すための電気テラバのフルアタ構成になった。
ケンタロス(炎)@脱出パック
特性 威嚇
テラス 草
151(4)-162(252)-125-*-90-167(252+)
所説枠。最終日まではそこそこ選出して活躍もしていたが、アロキュウ入りの構築がガブリアス+キュウコン+ラウドボーンのような選出をしてくることが多く、アロキュウ以外の2体には明確に不利を取ってしまうので、役割対称であるはずのアロキュウ入りに投げにくくなってしまっていた。
ただ、S22の構築紹介の動画でバンビーさん(結婚おめでとうございます🎉)が言っていたように、構築にいるだけで相手の選出を誘導してくれるという働きはあったと思う。
【選出】
基本選出
初手サーフゴーorアシレーヌ + ブリジュラス + カイリューorガチグマ
スタン系にはサフゴブリカイリュー、受け系にはアシレブリガチグマの選出が多かった。
対クエスバトン
アシレーヌ + ブリジュラス + サーフゴー
アシレーヌで初手駒と打ち合って裏のパトラとエースをドラテとトリックでごまかしに行く。初手にサーフゴーを投げてトリック悪巧みで先に展開するのもあり。
対イエニューラ
これもアシレーヌで打ち合ってからカイリューでフィールドを壊しに行く。物理アタッカーが初手に来そうならブリジュラスを投げたい。
【きつかったポケモン】
キョジオーン
ガチグマに剣舞がないためテラス切って再生守るされるだけできつい
【感想】
ずっと目標だった最終2桁順位を取ることができてとても嬉しいです!
まだまだモチベーションも途切れていないのでさらなる高みを目指して今後も頑張ります!
Twitter : @Alphamaru_poke
参考にさせてもらった構築記事