【S23 R2086 最終70位】ぷかぷかブリジュラスタン

こんにちは!あるふぁ。です。

今回自身初の最終2桁順位を達成できたため、構築記事を残したいと思います!

 

【使用構築】レンタル:QVBN2N 

 

TN バイオレット 最高最終レート 2086

TN あるふぁ。最終4桁

 

【構築経緯】

前期に結果を残した構築をいろいろ触っていたところ、前期21位のグンサさんの構築の軸であるスカーフサーフゴー+風船ブリジュラス+龍舞カイリューの並びが非常に強力だと感じたため、そのまま採用することにした。原案ではカイリューの型が飛行テラバースト型だが、ブリジュラスでテラスタルを切りたい時に裏のカイリューにテラスタルを残さないといけないことが少し窮屈だったことや相手の持久力HBブリジュラスに流されてしまうことが気になったため、カイリューの型を模索したところ、地面テラス龍舞地震アイススピナーのカイリューステルスロックと合わせる抜きエースとして適任だと思い採用した。

次に、ママン軸や流行していた受け攻めサイクルに対する崩し枠を考えた。最初は噓泣きと月の光を入れたシルクのスカーフ暁ガチグマを使って潜っていたが、高火力の攻め駒に上から倒されたり、そもそも受け駒が選出されなかったときに腐り気味になってしまうことが欠点であった。シーズン中盤くらいに試しに原種ガチグマを使ってみたところ、受け駒入りの構築に対して受け駒が来なかったとしても普通にエースとして運用できるということに気づき、最終日まで使い続けた。受け構築に対してガチグマを着地させるための対面操作ができるポケモンとして、ブリジュラスとサイクルを形成できること、グライオンを流すことができる(?)ことを評価してチョッキアシレーヌを採用した。

最後にアロキュウ展開に強い駒として、ブリジュラスとの相性も良い脱出パック炎ケンタロスを採用して構築が完成した。

 

【個体解説】

ブリジュラス@風船

特性 持久力

テラス 虫

197(252)-112-182(124+)-145-102(132)-105

ドラゴンテール/ボディプレス/10万ボルト/ステルスロック

 

HD : 臆病C252サーフゴーのシャドーボール確定2耐え

 

この構築の核。物理ドラゴンやマスカーニャに後投げしてテンポを取っていく動きが強力だった。風船を持たせることでサーフゴー、アシレーヌケンタロスに打たれやすい地震をすかしながら後投げができるためこの構築においては他のアイテムにすることは考えられなかった。

技構成はステロ、ドラテ、ボディプまでは確定で最後の1枠には原案通りヘイラッシャやアーマーガーへの打点となる10万ボルトを採用した。

テラスタイプは飛行、フェアリー、虫の3択だったが、このポケモンは抜群技を半減で受けたときに取れるアドバンテージがすさまじいため格闘と地面を半減にできる虫テラスにした。

 

カイリュー厚底ブーツ

特性 マルチスケイル

テラス 地面

167(4)-204(252+)-115-*-120-132(252)

地震/アイススピナー/竜の舞/アンコール

 

この構築のエース。地面と氷の範囲がとても強く、テラスタルを考えなければ環境トップのポケモンのほとんどに弱点を突くことができる。このポケモンステルスロックとの相性がとても良く、スタンパに対してカイリューマルスケやブリジュラスの頑丈を潰しておくことで1舞してから弱点を突いて相手を一掃することができる。

技構成は地震、アイススピナー、竜の舞までは確定で、ラスト1枠は耐久に振って羽休めなども試したが、1舞で最速マスカーニャまで抜きたかったので、ASぶっぱにしてアンコールを採用する形に落ち着いた。アンコールがあることで天然やアーマーガーにも最低限抗えたり、アロキュウに対して下から龍舞して上からベールをアンコールするなど多彩な立ち回りができるようになった。

持ち物は最初はラムの実を持たせていたが、原種ガチグマが構築にいる影響もあってあまり発動しなかったため相手のステルスロックを拒否できる厚底ブーツを採用した。

 

サーフゴー@拘りスカーフ

特性 黄金の体

テラス 悪

175(100)-*-116(4)-178(196)-112(4)-143(204+)

ゴールドラッシュ/シャドーボール/トリック/悪巧み

 

HD : 臆病C252サーフゴーのシャドーボールを14/16で耐える

S : +1で最速ドラパルト抜き

 

普通のスカーフサーフゴー。初手に投げて雑にトリックを打つのが強かった。

テラスタイプは何でもよかったが、構築に悪タイプがいなかったのでエスパーの一貫を切れる悪テラスにした。

 

アシレーヌ@突撃チョッキ

特性 激流

テラス 草

187(252)-94-94-187(188+)-145(68)-62(S個体値9)

ムーンフォース/泡沫のアリア/クイックターン/アクアジェット

 

C : 11n

S : 最遅ママンボウ抜かれ

 

この構築の潤滑油。ブリジュラスとの相性がとても良く、この2体でサイクルを回してからクイックターンでガチグマを着地させる動きが強力だった。シンプルな対面性能も高く、サーフゴーを投げにくい相手に対して初手投げすることも多かった。

テラスタイプはブリジュラスのエレクトロビームを半減にできる草テラスにした。

 

ガチグマ(原種)@火炎玉

特性 根性

テラス 電気

205-192(252)-126(4)-*-100-112(252+)

空元気/地震/草分け/テラバースト

 

破壊神。圧倒的火力で相手の受け駒を倒しまくってくれた。このポケモンの良いところは構築経緯にも書いた通り、崩し枠でありながら受け駒が選出されなかった場合でも普通にエースとして運用できるところであり、受け駒入りのスタンパのような相手に対して選出択にならないのがとても偉かった。

技構成は一致技の空元気と地震、素早さを上げられる草分け、アーマーガーを倒すための電気テラバのフルアタ構成になった。

 

ケンタロス(炎)@脱出パック

特性 威嚇

テラス 草

151(4)-162(252)-125-*-90-167(252+)

インファイト/レイジングブル/岩石封じ/テラバースト

 

所説枠。最終日まではそこそこ選出して活躍もしていたが、アロキュウ入りの構築がガブリアスキュウコン+ラウドボーンのような選出をしてくることが多く、アロキュウ以外の2体には明確に不利を取ってしまうので、役割対称であるはずのアロキュウ入りに投げにくくなってしまっていた。

ただ、S22の構築紹介の動画でバンビーさん(結婚おめでとうございます🎉)が言っていたように、構築にいるだけで相手の選出を誘導してくれるという働きはあったと思う。

 

【選出】

基本選出

初手サーフゴーorアシレーヌ + ブリジュラス + カイリューorガチグマ

スタン系にはサフゴブリカイリュー、受け系にはアシレブリガチグマの選出が多かった。

 

対クエスバト

アシレーヌ + ブリジュラス + サーフゴー

アシレーヌで初手駒と打ち合って裏のパトラとエースをドラテとトリックでごまかしに行く。初手にサーフゴーを投げてトリック悪巧みで先に展開するのもあり。

 

対イエニューラ

アシレーヌ + カイリュー + @1

これもアシレーヌで打ち合ってからカイリューでフィールドを壊しに行く。物理アタッカーが初手に来そうならブリジュラスを投げたい。

 

【きつかったポケモン

キョジオーン

ガチグマに剣舞がないためテラス切って再生守るされるだけできつい

 

【感想】

ずっと目標だった最終2桁順位を取ることができてとても嬉しいです!

まだまだモチベーションも途切れていないのでさらなる高みを目指して今後も頑張ります!

 

Twitter : @Alphamaru_poke

 

参考にさせてもらった構築記事

gunsa-poke.hateblo.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【S22 R2101 最終110位】渦カイリュースタン

初めまして!あるふぁ。です。今回自身初のレート2100を達成できたので、記念に構築記事を書きたいと思います。

 

画像

レンタル:5B4R9L

 

TN バイオレット R2101 最終110位

TN あるふぁ。最終1000位くらい

 

【構築経緯】

まず、この環境のトップメタであり、カスタマイズ性の高いカイリューをどう使うかを考えた。カイリューの弱点としてステルスロックに弱いという点があるが、これを解消するために厚底ブーツを持たせるのは好みではなかったため、初手に投げて強い型を考えることにした。

初手に来ることが多いブリジュラスと暁ガチグマに強く出られることやその他多くの対面を誤魔化すことができる渦電磁波カイリューを採用した。カイリューを初手に投げた際に裏から投げる持久力ブリジュラスが強力だと感じたため、カイリューが苦手なサーフゴーに対しても打ち合える持久力チョッキブリジュラスを2匹目に採用した。

この2体とセットで投げるスイーパーとして、カイリューと相性の良いスカーフサーフゴーと貴重なフェアリー枠でありながらテラスを切らずに行動保証を持てるミミッキュを採用し、カイリュー+ブリ+@1を基本選出とした。

ここまでの4匹ではママンボウ構築に何もできないためそこに対して投げられる毒テラスアッキ瞑想ガチグマを5匹目に採用した。

最後に、キュウコン展開に強く、ここまでで重いアシレーヌに対して裏のブリジュラスをケアしながらワンパンを狙える地面テラス鉢巻バンギラスを採用した。

 

【個体紹介】

カイリュー@食べ残し

特性 マルチスケイル

テラス フェアリー

197(244)-*-145(132+)-121(4)-136(124)-101(4)

炎の渦/電磁波/アンコール/羽休め

 

参考元:https://mega-salamance.hatenablog.com/entry/2023/11/02/014321

うわっきーさんの調整のsを削ってbとdに回したやつ。

とにかくこいつが強かった。暁ガチグマに対して唯一無二の性能を持ち、対応の難しいブリジュラスに対しても持久力の発動を気にすることなく処理することができる。電磁波やアンコールを駆使して裏のポケモンにつなぐ動きも強力で多くの構築に対して迷わず初手投げすることができた。

 

 

ブリジュラス@突撃チョッキ

特性 持久力

テラス 飛行

197(252)-*-151(4)-176(116+)-102(132)-106(4)

流星群/ラスターカノン/バークアウト/ボディプレス

 

HD: 臆病c252眼鏡サーフゴーのシャドーボールを確定2耐え

C: 11n

 

カイリューの相方。初手カイリューを投げた際に来るカイリュー、マスカーニャ、サーフゴーに対する引き先となるだけでなく、対面性能もすさまじいものがあった。

流星群やラスターカノンを打った後にボディプレスに打ち分けることがあまり想定されずイージーウィンを拾うことができたり、想定外の特殊耐久によって拾った試合も多かった。テラスタイプはガチグマの大地と様々なポケモン地震を無効にできる飛行にした。

 

サーフゴー@拘りスカーフ

特性 黄金の体

テラス 鋼

175(100)-*-116(4)-178(196)-112(4)-143(204+)

ゴールドラッシュ/シャドーボール/トリック/悪巧み

 

普通のスカーフサーフゴー。アンコールカイリューとトリックサーフゴーの組み合わせは言うまでもなく強力だった。

自由枠に悪巧みを採用することで展開構築の始動要因を起点にして先に展開をする動きができ、かゆいところに手が届くポケモンだった。

 

ミミッキュ@命の珠

特性 化けの皮

テラス ステラ

131(4)-156(252+)-100-*-125-148(252)

じゃれつく/シャドークロー/かげうち/剣の舞

 

普通のミミッキュ。無難に強かった。

 

ガチグマ@アッキの実

特性 しんがん

テラス 毒

220(252)-*-165(76+)-155-108(180)-57(S0個体)

ハイパーボイス/ボディプレス/瞑想/月の光

 

S: 最遅ママンボウ抜かれ

 

現環境で明らかにパワーがおかしいポケモンであるが、強く使う方法が思いつかなかったので補完枠での採用となった。

最初は隠密マントで採用していたが、キョジオーンがあまりいなかったことと、グライオン地震で普通に押し切られたのでアッキの実に変更した。ボディプレスを採用することで受けループにも投げられるようになった。

 

バンギラス@拘り鉢巻

特性 すなおこし

テラス 地面

175-204(252+)-130-*-121(4)-113(252)

ストーンエッジ/叩き落とす/地震/けたぐり

 

A: 特化

S: 遅いサーフゴーを抜きたいため準速

 

流行っていたアロキュウに対して後投げして天候を奪いながら高火力を押し付ける動きが強力だった。アシレーヌ入りのスタンパに対しても積極的に投げ、初手地面テラス地震を押してアシレーヌやブリジュラスをワンパンする試合もあった。

 

きついポケモン

セグレイブ

軸であるカイリューが明確に不利を取るため選出がゆがんだりしてきつかった。

 

最後に

今までは他人の構築記事から軸をぱくってカスタマイズして潜ることが多かったのですが、自分で1から考えた構築で初のレート2100を達成できて素直に嬉しいです。

最終日に上位勢の人とマッチングするたびに、まだまだ構築もプレイングも未熟なことを痛感したのでもっと精進していきたいです。

 

Twitter: @Alphamaru_poke